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△手術当日*手術前▽



手術当日のこと~手術前~



≪1.外来にて処置≫

前回、看護師さんからの説明だと、朝9時ごろに病院へ入り処置などをして待機。
手術が行われるのは、外来が終わった 1時半から2時ごろ。
手術自体はすぐに終わるのだけど、麻酔が覚めるまで安静にし
夕方、一度診察を受けてから帰れそうだったらその時点で退院許可が出る。

   ・・・という事だった。


前日の夕食以降、何も口にしてはいけないとの事だったので 朝食も無く
コーヒーくらいは飲みたかったんだけど、もちろん我慢!
手術後はシャワーも無理だろうと思っていたので、朝、シャワーを浴びて出かける。

主人がこの日、息子のお世話のために休みを取ってくれていたので
みんなで病院へ行った。 平日だというのに、外来はすごい混み様。
日曜日しか行かない私は、少し驚いた。しかもご主人達の姿も結構見られる。

『9時前に・・』と言われていたので、受付にそう伝えると、私のカルテはすでに受付の人が用意していたようで、すぐに中待合室に入るよう指示された。
病室へ行くのかと思っていたので、ちょっと驚いたけど、ほかの妊婦さんたちに紛れて待合室で待っていた。

時計が9時をさすころ 先生方がそれぞれの診察室に入った。 そして、1番の診察室から私の名前を呼ぶ看護師さんの声。

診察室に入ると「どうですか?お変わりないですか?」と先生。
『はい、特に出血も腹痛も無く過ごしました』と答えた。

先生は、もう一度処置の内容を図に書いて説明してくれた。
子宮頸管を広げるために棒のような物を挿入します。水分を含むと徐々に膨らんでくるので無理なく子宮口を開けるようにします。 
ということだった。 外来ではその処置だけだという事でした。

内診室に入り、念のため、もう一度子宮の中をエコーで見てくれた。
もう胎芽は縮んでるかのように、更に大きくなっている胎嚢の中に『点』にしか見えなかった・・・。
気持ちはもう、手術の覚悟をしているので、何の期待も無かったんだけど、最後まで確認し、私に見せてくれた先生の心遣いに感謝したいと思った。

処置の子宮頸管拡張剤(ラミナリアだと思う)を挿入する時「子宮をつまむのでちょっと痛いですけど、すぐですから我慢してくださいね」と言われた。
ピンセットのようなものでつまんだのか、チクッとするような痛みがあった。長い事ではなかったので、口呼吸をしながら我慢した。
あっという間に挿入されたようで、その後、水分を含んだ脱脂綿か何かを膣内に入れられた。

これで、手術までそのまま過ごしてください・・・そういわれ、別の階の部屋へ移動する事になった。

手術後、特に説明も無い様で、家族はいなくてもいいと言われた。
帰宅の頃に電話をして迎えに来てもらうようにしてくださいとのこと。

主人と息子にそれを伝えて、帰ってもらう。大体夕方5時ごろだと看護師さんが教えてくれた。

1人で不安だったけれど、チビはすでに退屈してたのか、プレールームのおもちゃを持ち出し、壊そうとしてる(+_+) ・・・帰ってもらおう。


≪2.手術まで待機≫

案内されたのは、観察室のようなところで、ナースステーションの近く、手術室のすぐ近くの部屋だった。
私が入った時には、誰もいない空のベッドが 一列に5台くらい並んでいて、一番奥のベッドだと言われた。

病衣と問診票が用意されており、着替えたら記入するように言われた。
問診票には出産経験や既往歴、アレルギーの有無など書くようになっていた。

しばらくして、看護師さんがその用紙を見て確認したあと、手術まで何も無いので休んでいてくださいと言われた。
手術の予定時刻は外来が終わった頃の2時ごろになるでしょうとの事だった。

時計を見たら9時半にもなっていない。 長いなぁ~。
カーテンで仕切られたその空間の中で4時間半・・・。朝だから眠くもないし・・。

前日の夜、思いついて一冊の本をかばんに入れていったのが正解だった。
私はずっと本を読んで過ごしていた。

そのうち、いくつかとなりのベッドに誰か入ったようで、話し声が聞こえる。
その様子から、帝王切開のための入院のような感じだ。 お腹が大きいのか、かなりきつそうな声が時どき聞こえてくる。
点滴も何本もしているようで、度々ナースコールを押して看護師さんがパタパタと足を運んでいた。

それから、しばらくすると、またベッドに誰か入った様子。 この方も妊婦さんらしく、おそらくお腹に機械を装着してるらしく、赤ちゃんの心音がずっと聞こえている。

今度は、私の隣のベッドにも一人来られた。 カーテンだけで仕切られたすぐ隣なのに、患者さんも看護婦さんもずい分小声で話されていて、様子はわからない、聞かないように私も本に集中した。


一時間・・・二時間・・・時間が過ぎるのが遅い。

11時半頃、目が疲れたのもあり、眠くなってきた。少し寝よう・・・。
うつらうつら・・・目が覚めて時計を見たら11時45分。 まだ15分か。
   もすこし寝よう・・・ウトウト・・・

カーテンがシャーっと開いて、若い看護師さんが元気よく入ってきた。
「手術の準備で、痛み止めの座薬を入れますね!!」

時計を見ると12時5分前。質問をする間もなく、座薬挿入。

痛み止めが効いてくるまでの時間を考えて早めに使うのかな?と思ったけれど
一応、看護師さんに聞いてみた。

すると「手術早まったんですよー。帝王切開や緊急手術が入るので、○○さんは一番だから、そろそろ始めるんですよ。おトイレに行ったら手術室に行きましょうね、おトイレどうぞ!!また来ますから・・・」とのこと。

あ、そうなんだ・・・。 先に説明してくれる? って、不満はあったものの、こうやって待ってるのもすごく嫌だったので、それはそれで良かった・・・と思った。

おなかの赤ちゃんには、前日の夜もその日の朝も、お別れをしたし、主人や、チビにも「赤ちゃんバイバイ」ってしてもらったので、手術で綺麗に出してもらい、本当にお空に帰ってもらおうという気持ちだった。



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